《MUMEI》

「ラルンが手伝ってくれたからです。」


「私はほんの少し手伝っただけですよ。」



湧雄はちらっとラルンを見た。


「あなたなら、たやすく出来るわよね。」


ラルンは何も答えず、微笑むだけだった。


「塁羅、今日も上手く出来たね。さすが俺の子供。」


塁羅は勳羅に向かってニコッと笑い、自分の席についた。


ラルンも勳羅の隣に座った。


「じゃあ食べようか?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫