《MUMEI》
甘党王子
今日から2月──。

バレンタインが近付いてきました。

そろそろ──

学園でもその話題が出始めています。

琉輝椏様のチョコレートを誰が貰うのか‥

そんな会話がどこからか聞こえてきました。

みんなの視線が‥

僕に集まります。

「‥///」

チョコレート──‥。

そういえば‥

僕がバレンタインを意識したのは‥

今年が初めてです‥。

今まで──

女子からチョコレートを貰った事なんてありませんし‥‥

それに‥‥

ずっと──

自分には関係ないと思っていましたから‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫