《MUMEI》

俺は、コクリと頷き、カイルの唇にキスをした。


「凛…」


カイルは、俺を抱き締めて、ベッドへ倒れ込んだ。


「凛〜指先から髪の毛の先まで…オレの者だ…もう離してやらないからな…覚悟しろよ。」


そう言って、俺の指先から〜髪の毛まで、至る所に唇を這わせた。


「あっ…はっ、ん…」


カイルのしなやかな指が、唇が、俺の身体の敏感な部分を攻め立てる…


その度に〜甘い吐息が洩れる…。


「凛…可愛いぞ…」

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