《MUMEI》
風雅雛祭
≪ひょこっ≫

「琉輝椏様ぁ、何を作ってるんですか///?」

「ぁぁ‥‥また新しく衣装をな(微笑)」

「わぁ、どんな衣装ですか///?」

「‥雛人形のイメージで──」

「いいですね──///」

「和柄の生地でそれにピッタリな物があったから──」

「わぁ‥///」

「赤と青と‥どちらでも作れるが──‥」

「?」

「両方共、だいぶ余るようでな」

「余る‥?」

僕は

その言葉を聞いて──

≪ピコーン≫

咄嗟にひらめいたんです。

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