《MUMEI》

ラルンは真っ赤な苺を、塁羅の口の中に入れた。


塁羅は美味しそうな顔をしながら、食べていった。


「お味はどうですか?」


「美味しい。」


塁羅は笑顔で言った。


ラルンは塁羅の笑顔を見ると微笑んだ。


「そうですか良かったです。」


「この苺使っていい?」


「はい、どうぞ。」


「ありがとう。」

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