《MUMEI》

「ちょっと飲みすぎですよ!」


塁羅は急いで手を洗い、ワインセラーの前で座り、酒を飲んでいる男に近づいた。


「もうそろそろ止めた方が良いですよ。」


「俺はまだまだ飲めるぞ!」


男はワインをまたしてもラッパ飲みをし、一本を開けた。


「勳羅と会うんじゃないんか?」


「おおぅ!そうだ、メイドぉ連れってくれ。」


「えっ!僕がですか?」


「おいおいメイドが僕って言っちゃいけないだろ。」

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