《MUMEI》

「塁羅、どうしたの?」


ラルンは人差し指で天井を差した。


「帷(とばり)!」


すると天井に少しはまっていた男は、床に落ちた。


「いてぇ。」


男は頭に手を当てながら、立ち上がった。


「あれ?俺何やっていたんだ?」


「帷、お前塁羅に何したんだ?」


「おぉ勳羅!」


男は勳羅の元に走っていたが、勳羅は男の頬を殴った。

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