《MUMEI》

着替えを済ませた僕は──

濡れた頭をタオルで包んで‥

琉輝椏様の所に戻って来ました。

「此処に座れ」

「ぁ‥、ハイ‥///」

琉輝椏様の前に腰を下ろして──

いつものように‥

髪を乾かしてもらいます。

≪ブォー‥≫

「にゃ〜///」

凄くいい気分です──。

猫になったような──
「‥‥‥‥‥‥‥」

あれ‥?

何だか僕──‥

だんだん‥

猫みたいになって来てます‥?

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