《MUMEI》 「始めから鍵がかかっていない訳じゃないよ。黒薔薇の騎士団に入っている人が近づくと鍵が開く仕組みになっているんだ。」 『でもそれって、このブレスレットとか盗まれたら、ここ以外の奴も入れるんじゃないんですか?』 「それはないよ。持ち主と武器はワンセットだから、ここ以外の人がブレスレットとかを持っていても開かないようになっているんだ。」 『そうだったんですか。』 「でもちょっと、考え直さないといけないなぁ。」 勳羅は男を見た。 前へ |次へ |
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