《MUMEI》

「帷は俺の昔からの友達なんだ。」


「へぇー、でもその人と勳羅さんつり合わないですよ。」


「あはは、いつも手を焼いていたよ。こいつ酒を飲み過ぎると男女関係なく襲うから。」


「なぁ勳羅、こいつら騎士団のやつかぁ?」


「そうだよ、みんな自己紹介して。」


「蓮邊綺嘉でーす。」


『飛角紫吾。』


塁羅はラルンの胸に顔を伏せた。

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