《MUMEI》

僕は、礼を言って貧乏狐神(笑)の稲荷神社を後にした。


稚麻が、名残惜しそうに手を振っていた。
「に〜ちゃ、またね〜」


…また、遊びにこようかな(笑)


それから〜たまに、顔を出すようになった僕を見て、狐神は〜何も言わずに笑った。


稚麻の遊びに付き合う日々は〜あっと言う間に過ぎていった。


僕は、4年生になって〜哀ね〜ちゃんは、大学生になり、合コンで知り合ったヤツと付き合ってるらしい。


そんで、例の如く、バカ親父が嫌がらせしてるみたいだ。


ツマラナイ日常…だった。

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