《MUMEI》 「どうかしましたか塁羅。」 「あの人に魔法使えなかった。」 「私もあの人と会ったのは初めてです。どんな能力を持っているかは分かりません。 たぶん勳羅なら知っているでしょう。」 「うん…。」 塁羅は顔だけを帷に向け左手を帷に向けた。 「塁羅?」 「もう一度試すだけ…。」 塁羅は左手前で赤紫色の球を造り帷に向かって放った。 前へ |次へ |
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