《MUMEI》

「ふぅー。」


ましろは安堵の息を漏らした。


よかった
熊じゃなくて…
本当に良かった


「ましろさん、どうしてこんな所に、いるのでありますか?」


紗菜由はぽかんとした顔をしながら、ましろに聞いてくる。


「ちょっと探検していたら道に…。」


中2ににもなって
探検だなんて…
恥ずかしい…


「探検でありますか。」

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