《MUMEI》

「ごちそうさまでした。もう、お腹いっぱい。」


「そうかい。」


お婆ちゃんは、ニコニコして言った。


「お婆ちゃん!何か手伝うことない?」


「えっ?」


「私孫として、お婆ちゃんとお爺ちゃんに楽させてあげたい!」


「ありがとう、じゃあ洗い物いいかね?」


「うん!」


ましろは洗い物をしたり、掃除をしたり店番を手伝ったりした。


夕方
日が落ち始めていた。

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