《MUMEI》 …何故かイラついて、「本当に、要らないから!」 と、つい声を荒げてしまった。 稚麻は、ビクッとして…僕を見た。 僕は、そんな稚麻をほったらかしにして、ズンズン〜奥へ進んだ。 稚麻は、何故か僕の後を、追ってきた。 …ズンズン〜僕は歩く。 …チマチマ〜稚麻が追ってくる。 …ドタタッ!〜振り返ると稚麻が居ない? 「稚麻?」 草むらの中から〜声がする。 稚麻は、穴に落ちていた。 「に〜ちゃ、助しゅけて…(笑)」 怪我はなさそうだ。 前へ |次へ |
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