《MUMEI》

「ぎゃあああああ!!!」


ましろは最後の絶叫を部屋中に響かせた。


お爺ちゃんとお婆ちゃんは、ピチャグチャと気持ち悪い音を立てながら、ぐるぐるましろの腹をかき回した。


そして最終的には内臓を、傷口から引っ張り出した。


その時ましろはもう既に死んでいた。


「ましろさん、死んじゃったな。」


「そうですね、若いお肉。」


「食べようか。」

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