《MUMEI》

鎧兜──‥

僕なんかに‥

似合うでしょうか──。

「‥‥‥‥‥‥‥」

「サク」

「‥ぇ、どうかしましたか?」

「以前と変わってきたと思ってな──(微笑)」

「変わって‥きた‥?」

「ぁぁ、人前に出ても比較的動じなくなっているし──あれ程に嫌がっていた写真も平気になっただろう?」

「琉輝椏様がいてくれるからですよ///」

「オレが‥‥?」

「そうです(笑)」

琉輝椏様がいなければ──

僕は‥‥

「朔夜、どうした」

「ぁっ、いえ何でも‥(汗)」

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