《MUMEI》
漆黒魔女
夏休みが終わって──

1ヶ月が経ちました。

琉輝椏様と──

近くの市場へ買い物に来ているのですが‥‥‥

≪ぴゅう〜≫

「くしゅんッ」

さ‥‥‥

寒いです‥(汗)

「もうすっかり秋だな‥」

「そうですね〜(苦笑)」

本当に‥‥

「くしゅんッ‥」

≪パサ‥≫

「??」

「貸してやる。これなら寒くは無いだろう?」

「ぇ、でも琉輝椏様が」

「オレは平気だ。むしろ、寒いのは慣れているからな(微笑)」

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