《MUMEI》 ダイニングの椅子に座って── ウチは考えとった。 「────────」 黒兎は‥ 今日辺り大丈夫やろて言うてたけど── 白兎── 大丈夫なんかなぁ‥。 「‥‥‥‥‥アリス、また支度が‥」 「ココで待っとってもええ?」 「ぁぁ‥」 黒兎は答えて‥ それから── 窓を開けた。 「───────」 風が流れ込んで‥ 花瓶の花を揺らした。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |