《MUMEI》
恋心
二年になり、ヤマトと
席が前後になり、





ヤマトの影響か、
ヤマトの周りにはたくさんの男の子が集まってくるからか、苦手な男の子の会話も少しずつ慣れていった。






そして、そのたびに思う。







ヤマトと仲良くなりたい自分がいることに。







ヤマトはいつも制服のネクタイを外すしぐさをする。




そのたびに、またドキドキしてる自分がいる。




『りずは彼氏いないの?』




ある日突然、ヤマトに聞かれた。
椅子に体育座りになり、窓に背中をむけてるヤマト。


教科書をだしてる私に話しかけてきた。






『い…いません』



『顔赤いけど(笑)
なんで(笑)?』



『変なこと聞いてくるからじゃん』




『いつからいないの?』



『なにそれ、嫌み?
ずっといないよ』




『そうなんだ。
もったいないね、かわいいのに』



『えっ…』



顔をあげると
ヤマトがこっちを
真剣にみてる。





…なに?






あんまり見ないでよ。



顔が赤くなるのが
わかる自分がいる。





やだやだやだ。
あんまりみないで。




目がそらせないよ。




『りず…









まつげがほっぺについてる』




ヤマトの手が
私のほっぺに
触れる…。







…やばい、顔が火照る。




『顔赤くなってて
かわいい』




『からかわないでよ』




手をのける私。





『本気だけど…』





『えっ?』





それはどういう意味?
かわいいと思ってくれてるの?





『りず〜!食堂いこ〜!
ヤマトくんもいこうよ』




ゆきがようすけたちと
呼ぶ。



『いくわ。
いくよ、りずさん♪』




ニカッと笑ってヤマトが
2人のもとに先にいく。






ヤマト…






あたし、あなたに恋をしています。





背中をみるたびに
胸が高鳴るんだよ。





さっきのあれはなに?




かわいいと思ってくれてるの?




期待していいの?






私…




あなたに恋していいの?

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