《MUMEI》

『…というわけで、
体育祭のリレー選手は運動部からだします』




『運動部の人〜!
くじ引きひいて〜』




『えぇ〜』




クラスの運動部のみんながガタガタと前にでて
くじをひく。


『りずさん♪
ほらひきにいくよ』



ヤマトがからかうように
呼ぶ。


『わかってるよ』




テニス部のあたしはくじをひきにいかなきゃいけない。
リレーかぁ〜…。




ヤマトがでるならいいかな(笑)




なんて考えながらくじをひく…。




『りず、どう?』


ゆきがワクワクしながら
聞いてくる…。




『…あっ…





あたり。リレーだよ〜』




『あはは(笑)!りずがけってーーい!』



ゆきがわらいながら
私の手を上にあげる。




あぁ〜やっぱりな。
くじ運もないや。




『おれもだ…』




えっ?




やまとのくじの紙を見る。
○印…






ヤマトもリレー選手だ!



『はい、岡野くんも選手けってーーい!』



学級委員が叫ぶ。


『頑張ろうな』



『うん!』





やった!
ヤマトとだ!!
嬉しい!




リレー選手は各クラス二名ずつの全学年合わせてのクラス対抗。
つまり、うちのクラスからはヤマトとあたしだけ。






2人で何かできる。





あたしはそれだけで
嬉しかった。

前へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫