《MUMEI》

◆◆◆

社に住み始めて‥

三日が経った。

玖珠は‥

たまに社から出て様子を伺う以外は中にいて‥

札を作ったりしながら世話してくれてんだけど‥‥‥

おれは‥

あの夢の事で怯えるばっかしで‥‥‥

「‥‥‥‥‥‥‥」

「あれから‥あの人はまだ何も言って来ない?」

「ぁぁ‥」

「──‥困ったわね」

「別に‥」

「何言ってるの、そんなにやつれて」

「しょーがねーだろ‥どーしよーもねーんだから‥」

◆◆◆

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫