《MUMEI》

勳羅は微笑しながら、帷に言った。


「言霊使い、死霊使い、無効化の力などなど、人が手に入れらる力に魔法はない。その前に魔法というものは存在出来ないはずだよな。

なのに何故あのチビは魔法が使える?お前は昔拾ったって言っていたよな、どこで拾ったんだ?」


「だから犬、猫を拾ったみたいに言わないでよ。」


「誤魔化そうとするな、ちゃんと答えろ。それにそいつ。」


帷は勳羅の隣に立っているラルンを見た。

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