《MUMEI》 「寒い……しかも目立つよこれは……」 和装男子三人+可愛い赤子という異色の取り合わせ。 「それだけ二郎が魅力的だから仕方ないない。」 首のマフラーを七生は譲ってくれた。 「なにそれ、七生や乙矢のが遥かに似合ってるよ。」 日本男児らしくてカッコイイ。 「……天然め。」 そう乙矢に呟かれ、賽銭箱へ投げる小銭を探すために三葉ちゃんを託される。 「何?」 何故天然? 「今の二郎にモザイクかけて隠してしまいたい。」 七生は変な事言うし。 かれこれ10分は並ばされて体温が1番高い七生が三葉ちゃんを抱いていた。 三人で三葉ちゃんを回しながら一人一人お賽銭を投げる。 ……今年も七生と乙矢と楽しく過ごせますように…… 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |