《MUMEI》

色々考えた結果──

僕は‥

琉輝椏様に屋上に来てもらいました──。

≪ドクン‥‥‥ドクン‥‥‥≫

≪ザ‥≫

「何だ、用とは」

「ぁ、ぁ‥、えと、ゎ‥渡したい物があって‥///」

「‥渡したい‥?」

「ハイ、その‥、‥///」

僕は

あたふたしながら‥‥

制服のポケットから‥

指輪を取り出しました。

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