《MUMEI》

ましろは紗菜由の頭を撫でた。


「じゃあ、今日から私は紗菜由ちゃんのお姉ちゃんになるね。」


紗菜由はましろから少し離れ、ましろの顔を見た。


「今日からでありますか?明日もお姉ちゃんでありますか?」


「うん、そうだよ。」


紗菜由はとても嬉しそうな顔をし、またしても抱きついた。


「ありがとうございますのであります。」



ましろたちは、お風呂から出た。

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