《MUMEI》

「お姉ちゃん?どうしたのでありますか?」


「ううん、何でもないよごめんね…。」


ましろはくしで紗菜由の髪をとかしながら、ドライヤーで乾かした。


今私は
どんな顔を
しているのだろう…


紗菜由ちゃんには


今の私の顔が


どう映って


いるのだろう…


自慢だった髪は
また伸ばせば
良いんだよね…


どうして
あの時
気づか
なかったんだろう…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫