《MUMEI》 「お姉ちゃん?どうしたのでありますか?」 「ううん、何でもないよごめんね…。」 ましろはくしで紗菜由の髪をとかしながら、ドライヤーで乾かした。 今私は どんな顔を しているのだろう… 紗菜由ちゃんには 今の私の顔が どう映って いるのだろう… 自慢だった髪は また伸ばせば 良いんだよね… どうして あの時 気づか なかったんだろう… 前へ |次へ |
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