《MUMEI》
prologue
7月14日、午前2時丁度、

私は生まれた。出生時の私の記録はこうだ。


身長189cm


体重68kg


名前・未定


性別 ♂


血液型 不明




種族 android(人造人間)



____________

初めて目を開いた時、始めに視界に入ったのは、灰色の瞳を持った若い男だった。


男はじっと此方を見詰め、涙をながしている。



…何故、この男は泣いているのだろう?


「…何故、泣いているんだ?」

私は不思議に思って男に質問してみた。

「…え?」

すると男は『驚いた』というのだろうか?
あり得ない位目を見開いて私の顔を覗き込んでいる。

「…私は何か変な事を言ったのだろうか?」


覗き込む男の顔を見詰め返しながら聞いてみた。


男は更に目を見開いて此方を見ている。


「…?」
何故、そんなに目を見開いて私を見ているんだろう?私はそんなに変なのだろうか?

不安になって男を見ると、ハッとしたように男は口を開いた。



「…あ、…悪い少し驚いてしまったから…」
とても少しには見えなかったが…
____________

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