《MUMEI》

「電話?」
ナオは私に腕章を渡しながら聞いた
「うん」
「誰から?」
「幸君、もう来るって」
「そぅ、じゃあ先行ってようか」
私はそれに頷いた


ナオと私は係員の人の話しによると同じ、コーナーでの仕事らしかった。

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