《MUMEI》 ドクンドクン 心臓の脈打ちが 紗菜由の手に 伝わっていく 「さようならであります…お姉ちゃん…。」 言い終わったと同時に紗菜由は目を瞑り、両手に力を込めた。 "グシャッ!" 心臓を握り潰した。 最後まで 紗菜由の声は 恐かった。 でも 『お姉ちゃん』 の所だけは… 優しい声だった… 前へ |次へ |
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