《MUMEI》
エピローグ
また──

春が巡って来ました。

「琉輝椏様ぁ、授業行かないんですか?」

予鈴が鳴っても‥

琉輝椏様は屋上の柵に寄り掛かったまま動こうとしません。

「此処でお前と居る方が楽しいからな(微笑)」

「ん〜‥じゃあ僕もここに居ますね///」

「お前がそう言わなくとも居てもらうつもりだ(微笑)」

「‥///」

「どうした‥?」

「ぁ、あの〜‥」

「?」

「ありがとうございます///」

≪くしゃっ≫

「ゎぁ///」

琉輝椏様に頭をくしゃってしてもらうと──

何だか──

幸せな気分になります。

本当に──

琉輝椏様の愛玩になれて良かったです──。

ありがとうございます

琉輝椏様──///

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫