《MUMEI》

塁羅は懐中時計を出し時刻を確認した。


「あと5分です。」


「あと5分じゃあの男は来ないよな。」


綺嘉は刀を出した。


『来ても意味がないからな。』


紫吾も綺嘉同様、銃を出した。


『塁羅もたまには三又槍で戦ったらどうだ。』


「それもそうですね。」


塁羅は三又槍を出し、両手で持った。

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