《MUMEI》

 


「じゃあ他の奴らは知ってるんだな。」


そういうと集まれと指示してきた。

仕方なく集まると説明を始めた。


「俺が知ってる範囲だけど、リアル鬼ごっこっていう本があるんだ。その本では七日間の間の23時から0時までの一時間、鬼から逃げるんだ。それ以外の時間はなにをやっていても良いらしい。ただし捕まったら…後で眠らされるように殺されるらしい…。その本では佐藤って名字の奴がターゲットなんだけど…」

『私たちがターゲットだって言うわけね。』


「『「……。」』」

本当に一時間後に
こんなことが起こるの?

誰がなんのためにやるのよ。

分からないわ。


何もかも…。

 

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫