《MUMEI》
運命
あたしは本を選んでいた。愛実はもう読み始めていた。あたしは本を10冊位持って席に行こうとしたら、男の人の肩があたしの肩に当たった。
「大丈夫ですか?ごめんなさい。ケガはありませんか?」
あたしはその人の顔を見た。いかにも本が好きそうで、結構かっこよかった。あたしはその人に一目惚してしまった。そして思い切って、聞いた。「あっ…あの名前を教えて下さい!」
そうすると、笑顔でこう言った。
「いいよ。俺の名前は、五十嵐潤だよ。ちなみに15歳だよ。君は?」
「あたしは、新垣真由です。ちなみに14歳です。」
あたしはすぐさまに、席に戻った。本を読んでいても潤くんのことで頭が一杯だった。帰る時もスキップをして帰った。すると、愛実がこう言った。「何かいい事あった?」あたしは嘘を着いた。「ううん。別に」
するとあたしの嘘を見破った。
「好きな人が出来たんでしょ!」
「何で分かったの?」
愛実は答えてくれなかった。次の日にもあたしは図書館に行った。けれど潤くんは、いなかった。また次の日も図書館に行った。この日は、いた。そして隣りの席に座った。そしてこう言った。
「潤くん!何読んでいるの?」
すると優しく言ってくれた。
「これは、推理小説を読んでいるんだよ!」
さらにこんな事も、聞いた。
「潤くんは、いつこの図書館に来るの?」
「俺は、月、火、金曜日来てるよ。真由ちゃんは?」
あたしは、適当に答えた。
「あたしは、月、水、金曜日来てるよ」
あたしはもう帰る時間だったので、とりあえず先に帰った。その夜も、潤くんのことで頭が一杯だった。でも、この後更なる運命があるなんて、誰も知らなかった。
次の日、学校に行く途中大野洋昌にあった。するといきなり腕を、あたしの肩に掛けた。そしてこう言った。
「ね〜え!メアド交換しようぜ!」
いきなり言われたので、勢いで言ってしまった。「いいよ。機種はなに?」
すると嬉しそうにこう言った。
「俺バンクなんだけど、お前は?」
あたしは、“バンク”が意味不明だった。
「バンクって、何?」
すると大爆笑して言った。
「バンクは、ソフトバンクのりゃくだぜ。おっかし〜」
あたしは頭にきて怒り気味に言った。
「バンクだけど…速く教えてよ!」
「わりいわりい。赤外線でやるから、お前も速くやれよ!」
一応赤外線をして、登録した。学校に着き授業が終わりお弁当を食べる。いつも通りに過ごした。今日は、木曜日なので図書館には行かなかった。夜TVを見ても潤くんのメアドが聞きたくてウズウズしていた。寝ている時も夢の中で潤くんが出で来た。

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