《MUMEI》 「忘れてたのかっ!! お前は普通では無いことを!!」 「…すみません。」 「簡単に凡人の前で身体をさらけ出すからそのようになるんだ。」 「…はい。」 「いいか!!お前は特別なんだ!」 「はい…」 すると間髪いれずに… 「お前もだっ…」 物凄く低い声が周りの空気を揺るがした。 「ごめんなさぃ…」 友達は相変わらず身体を震わせている。 目は細く、今にも泣き出しそうだ。 「人様になんてことを…」 つかつかとこちらに向かって来た。 そして、友達の胸ぐらを掴む。 友達の身体が宙に浮いた。 「お前は特別なんだぞ!!」 ……え?……… 前へ |次へ |
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