《MUMEI》

ドラミもその視線の先を追うと――…



『surveillance』―“監視”



『Invisible Power』―“見えざる力”



そこには、二つのキーワードが並んでいた。



それらのワードは、ドラミの中で“死神”の存在をリアルに確証付けた。



「………そういう事…。

…その死神がキラと通じていたから――…」



「そうです。」


ニアが小さく頷くと――…。


…窓を叩く雨音が、徐々に騒がしさを増していった。

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