《MUMEI》

数十分かかり
床いっぱいに
血で丸い模様のような
ものを書いた


子供は自分の髪を
1本ぬき
模様の中に置いた


すると赤い模様は赤く眩い光を出した、すると光の中から何かが出てきた。


「おやおや、この小さな人間の子供の私が喚ばれるとは、どんな力を持っているんですか?」


光はやみ、床にあった模様は消えていたが、そこに立っていたのは人間ではなかった。

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