《MUMEI》

子供は手錠がついている手を首に近づけ、ぴったし首についている首輪を触った。


「首輪が2つ。」


「その首輪は、契約の証、お前は私の主だ。しかし契約には代償がある、お前は私に何を差し出す?」


「代償…?」


--ズッキン


一瞬の子供の心臓に近い胸に痛みが走った。


子供は胸を押さえた。


「痛いのか?そりゃそうだろうな、私を喚びだしたんだ、その代償もあるはずだ。」

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