《MUMEI》

「この子、君の子供?」


「んなことあるか!」


「言語はちゃんと理解出来るようだな、人間じゃないよね?」


「魔人だ。」


「魔人、悪魔よりもあの上の魔人、本当にいたんだ。」


「俺の家すぐ近くなんだ行こう。このままだとこの子死んじゃう。」


「あぁ。」


濃い緑色の髪をした男は自分の着ていた服を脱ぎ、子供に着せた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫