《MUMEI》 おはよう少女が朝目を覚ますと 「おはよう」 と枕さんが喋りました 少女も笑顔で挨拶します 「おはよう、枕さん」 すると下から 「おいらには挨拶無しかい?」 とベットさん 「いいえ、おはよう」 少女はまた笑顔で挨拶しました 少女はベットから起き上がりスリッパをはきました そして、歩こうとしたのですが、どうにも足が動きませんでした そこで少女はスリッパに話しかけました 「ねぼすけスリッパさん、朝ですよ」 「「ん…おはよ…どこへ行くんだい?」」 スリッパさんは双子でしたから声がいつもそろっていました 「朝食を作りにキッチンよ」 少女はキッチンへと行き、冷蔵庫から卵とベーコンを取り出しました 「今日の朝食は何にするの?」 と冷蔵庫さんに聞かれ、少女は答えます 「スクランブルエッグとカリカリベーコンよ」 そういうと 「ぼく…ぐちゃぐちゃにされるの、やだなぁ」 と卵さんが言うので 「んーじゃあめだまやきなら、いい?」 少女は聞きます 「うん、きれいにおいしく焼いてね」 卵さんはうれしそうにいいました、卵さんにとっては綺麗にに美味しく食べて貰うことが、一番嬉しいことなのです。 「ベーコンさんは?」 少女はベーコンさんにも聞きました 「ミーはカリカリでいいよ」 とベーコンさん 少女は朝食をつくりはじめました。 次へ |
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