《MUMEI》 激動の一日の裏で起きていた謎が、次々と明らかになってゆく――…。 ニアは白いルークの駒を手に取ると、キングを守るビショップの斜め前に置いた。 ―――…ビショップ(死神)…。 ―――…キング(キラ)を守りし者…? ドラミはチェス盤に展開された、この事件の縮図のような局面に、思わず呟いた…。 「いえ……その死神に限って言えば、キラを守護するような存在ではありません…。」 「どういう意味…?」 「その死神がデスノートを人間にもたらす目的は、謎に包まれているのです…。 …死神とは……時にキラに付き従い……また時には自らの主であるキラの命をも奪う…。 まったく掴み処の無い存在なのです…。」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |