《MUMEI》 「ニャ〜ァ?」 「どうせあと少しの命、私が殺してあげるよ。」 ましろは怖い顔をし、撫でていた手を首に回し強く握りしめた。 「ニャッ!」 子猫は顔を左右に動かしたり、足をバタバタさせた。 「どうせ死ぬんだから、早く死んでも大丈夫でしょ?」 ましろはさらに、強く握った。 子猫はだんだん暴れなくなっていった。 前へ |次へ |
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