《MUMEI》

子猫は動かなくなり、ましろは手を離した。


猫はダンボールの中で倒れた。


ピクリとも動かなかった。


「死んじゃったね。」


ましろは笑顔で猫に言った。


ましろは立ち上がり、 歩き出し路地から出た。


「楽しかったよ、ありがとう。」


ましろは振り返ってダンボールを見つめた。


ましろはコンビニには向かわず、家へと歩き出した。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫