《MUMEI》

『これで、私も極楽浄土に行けます。ありがとうございました。』


「いえいえ。」


すると宙から地面に、セツが降りてきた。


「これも罪滅ぼしさ。」


『そうですか、では私は逝きますね。』


「あぁ、安らかに眠れ。」


『はい。』


猫はキラキラ輝きだし、消えてしまった。


セツは頭なしのましろを見てから消えた。

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