《MUMEI》

ましろは目を開けた、最初の目に入ったものは、ゴミ捨て場だった。


「子猫は…もう…いないか。」


あの時
子猫を見たとき
殺したいって
思わなかったけど…


知らないうちに
手を出していたんだよね


言い訳に過ぎないか…


「あっ…学校!紗菜由ちゃん起こさなくちゃ!」


ましろは家へと走って帰った。

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