《MUMEI》

「…林檎を好むという特徴から、死神の名はおおよそ見当がつきます。」



「そんなことまで…!?」



「はい――……。

…死神の名は…


…『リューク』です…。」



「…リューク………!?

…アナタの知ってる相手なの!?」



「はい。……かつて夜神月に憑き、その命を飽きた玩具のように消し去った死神です…。」



ドラミのこめかみに嫌な汗が流れ落ちる――…。



…と同時に、ドラミはニアに対して軽い失望も覚えた…。



キラを追うという共通の目的を持っていながら、重要な情報を最初から明かさない姿勢にだ――…。

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