《MUMEI》

「うん、楽しみに待ってってね。」


「ましろ、霊なんかいないから安心しろよ!」


「霊な、なんか…、信じて…な、ないもん。」


ましろは、震えながら言った。


「声が震えてるぞ!」


「震えてなんかないもん。」


「はいはい!分かったよ。明後日、楽しみにしていろよ!」


「う、うん。」


ましろは苦笑いしながら言った。

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