《MUMEI》

「はい、お疲れ様。」


「さようなら。」


ましろは、荷物を取りに戻ろうと歩き出した瞬間


「わっ!」


後ろから、いきなり倒された。


動けない…


誰か背中に乗ってる。


誰って言ったら
やっぱり…


ましろは
顔だけで
後ろを振り返った。

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