《MUMEI》

先生はましろを頭から、焼却炉の中に入れた。


ましろは滑り台のように落ちていった。


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!」


筒の中は熱く
触れている洋服が溶け
皮膚が焼けていく…


いや…

皮膚も
溶けて
いっている…。


「あ゛あ゛あ゛あ゛!!!あ!!!あ゛あ゛あ゛あ゛!!!あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」


皮膚は溶け、ましろが通った後の筒は血で赤くなっていた。

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