《MUMEI》

ましろは今の朝香が
図工が大好きな
小学生に見えた


「最初は、右の人差し指から行きましょうか…?ねぇ〜ましろさん。」



ましろは
何も言えなかった…


それに
体も言うことを
聞いてくれない…。



朝香さん

恐すぎる…



ましろは、下を向いていることしか出来なかった。


「ましろさん、行きますよ…。」

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